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【遊び方徹底解説!】モノポリーディールのルールを分かりやすく解説します!
外出自粛の日々が続き、家でカードゲームやテーブルゲームで遊ぶ方も多いのではないでしょうか。
人気カードゲームのひとつにモノポリーディールというものがあります。
私もプレイしたみたのですが、商品同封の説明書がこの上なく分かりにくいです。。
そこで、今回はモノポリーディールの遊び方(ルール)について分かりやすく解説していきます。
モノポリーディール とは
モノポリーというボードゲームをカードゲームにしたものです。
1,000円しないくらいで購入することができます。(私は800円前後で購入しました。)
内容としては不動産王を目指すゲームで、より多くの不動産・資金を持っていた人が勝利、という内容です。
ゲームの勝利条件
勝ち方は簡単。色の異なる権利書セットを3つ早く揃えた人の勝ちです。
…なのですが、いきなりそう言われても意味不明ですよね。少なくともわたしはそうでした。
少し写真を交えながら説明します。
カードには以下のような色のついた建物名の書かれたカード(権利書カード)が含まれています。
写真では青・赤・黒ですが、他にも様々な色の権利書カードがあります。
さて、各権利書カードには枚数が記載されていますね。
例えば青なら1枚と2枚、赤なら1枚〜3枚、黒は1枚〜4枚といった形です。
それぞれ一番多い枚数の箇所に「フルセット」と書かれていますね。
この、「フルセット」が権利書が揃った状態を示します。
すなわち、青なら2枚、赤なら3枚、黒なら4枚揃うとはじめて権利書セットが完成します。
ちなみに、各色ごとに記載の枚数は決まっています。
要するに、青色の権利書カードなら、どのカードも2枚がフルセット、
赤色の権利書カードならどのカードも3枚がフルセット、といった形です。
例を示してみます。
以下の画像では、青と赤は権利書セットが完成しています。
が、黒はあと2枚必要ですね。
このように、異なる色の権利書セットを早く3セット揃えた人が勝利となります。
上の写真では、黒の権利書カードが2枚手に入れば勝利です。
カードの種類
さて、具体的な進め方の前に、カードの種類を紹介しておきましょう。
権利書カード
これは先ほど紹介したカードです。
各色ごとにフルセットに必要な枚数が異なっています。
基本的には先に紹介したように、1枚1色の設定となっていますが、以下のようなカードも存在します。
左は権利書ワイルドカードといい、黒と緑どちらの権利書としても使用できるカードです。
(実際にはどちらか一色を選ぶ形になります。)
写真は黒と緑ですが、他の色の組み合わせバージョンも存在します。
右も同様に権利書ワイルドカードですが、左よりも便利なカードで好きな色の権利書カードとして使用することができます。
お金カード
文字通りお金として機能するカードです。
後述しますが、ゲームを進めていくうち、他のプレイヤーとのお金のやりとりが発生します。
お金カードはその際に使用するカードです。
1万ドル、2万ドル、5万ドル、10万ドルの4種類があります。
ちなみに、10万ドルカードは1枚しか存在しないレアカードです(笑)
アクションカード
このゲームの進行を掻き乱すカード、それがこのアクションカードです。
さまざまな効果をもったカードが存在し、大逆転や一転窮地に追い込まれるなど、
良くも悪くも影響の大きいカードです。
カード追加
山札から2枚カードを引くことができるカードです。これにより手札が増え、自分のターンの選択肢を増やすことにつながります。
賃貸料
他のプレイヤーから賃貸料を請求することができます。
賃貸料カードに記載された色の権利書カードを自分が場に出していれば、枚数に応じた賃貸料を請求できます。
例えば、自分が以下の画像の通りに場にカードを出していたとします。
この場合、左の賃貸料カードは使用できますが、右の賃貸料カードは色が異なるため使用できません。
左の賃貸料カードを使用する場合、カードに記載されている赤もしくは黄色どちらかを選んで賃貸料を請求できます。
今自分は赤2枚、黄色1枚の権利書カードを持っていますから、
赤を選択すると3万ドル、黄色を選択すると2万ドルの賃貸料を請求できることになります。
ちなみに上のカードを持っていると、賃貸量の倍の金額を請求できます(笑)
カード操作系
左は(カード操作系ではありませんが、)誰かから強制的に支払いをさせることができるカードです。
真ん中は横取りなので、誰かから1枚権利書カードをもらうことができ、右は誰かと権利書カードを交換することができます。
どちらも相手の完成した権利書セットからはもらう(交換する)ことはできません。
のっとり
個人的にはこれが最強カードだと思っています。
他プレイヤーが揃えた権利書セット一式を丸々奪うことができます。
すなわち、無条件で権利書セットが1セット増えます。
そんな最強カードよりも場合によっては強くなるカードがあります(笑)
それがこれ。
拒否
このカードを持っていると、他プレイヤーからのあらゆる依頼(強制執行)を拒否することができます。
賃料の支払いでも、のっとりでも使うタイミングはあなた次第です。
他にも色々カードはありますが、主なところはこのくらいです。
カード自体にも説明文は書いてありますので、困ることはないでしょう。
ゲームの進め方
では、ある程度事前知識が入ったところで、実際のゲームの進め方を画像と合わせてみていきましょう。
カードはよく混ぜたのち、ひとまとまりにして中央に置いておきます。
ゲームの開始にあたり、1人5枚ずつ、山からカードを引きます。この状態でスタートです。
その前に大事な前提事項。
各種カードは手元に引いただけでは全く効力を発揮しません。場に出す、ということを行なって初めて効果を発揮します。「出したカードが有効になる」これを覚えておきましょう。
※「追加カード」や「誕生日カード」など、一部のアクションカードはこの限りではありません。
では改めて。基本の進め方は以下です。
- 山から2枚カードを引く
- 最低1回〜最大3回までアクションを起こせる(カードを場に出す。アクションカードを使う。など)
- 自分のターンを終える際に手元に持てるカードは7枚まで。それ以上持っている場合は山札の横に捨てる。(以降は捨て札は誰も利用できない)
さて、ゲーム開始時に以下のカードが配られました。
自分の番が来たので、山札から2枚引きます。
お金カード(4ドル)とアクションカード(ホテル)を引きました。
では、これから最大3回のアクションを起こします。
以下のようにしました。
- お金カード(4ドル)を場に出す
- お金カード(2ドル)を場に出す
- 権利書カード(青)を場に出す
今回はこれでターンエンドです。
次のターンが回ってきました。再び山札から2枚引きます。
今回は権利書カード(水色)とお金カード(5ドル)を引きました。
では、同じく最大3回のアクションを起こします。
1アクション目 : お金カード(5ドル)を場に出す
2アクション目 : 権利書カード(水色)を場に出す
さて、3アクション目はこれを使用してみましょう。
アクションカード(賃貸料)。しかもこれはアクションカードでも珍しく、好きな色の物件の賃貸料を請求できるカードです。
今私が場に出しているのは青い権利書1枚と水色の権利書1枚です。
比べると青い権利書の方が請求できる金額が大きい(3万ドル)ようなので、こちらを右隣のプレイヤーに請求することにします。
めでたく3万ドルを手にすることができました。もらったお金は自分の場に置いておきましょう。
というように、これを繰り返していき、最も早く異なる色の権利書セットを3セット作った人が勝利となります。
その他おさえておくべきルール
- お金の支払い時はお釣りは出ません。多く払った場合は相手の利益になります。
(5万ドルカードしかないときに2万ドル請求された場合、5万ドルカードで支払う必要があり、相手からお釣りをもらうことはできません。) - 支払い時にお金が不足したら権利書カードで支払う必要があります。
(このとき、手札のカードを使用することはできません。あくまで場に出ているカードのみが使用できます。)
なお、各権利書カードの価値はカードの四隅に書いてあります。 - アクションカードや権利書カードも「お金」として場に出すことができます。
ただし、一度「お金」として場に出されたカードは、ゲームが終わるまでは「お金」としての効力しか
発揮しません。アクションカードは権利書カードといった本来の効力はなくなります。
なお、各カードの価値はカードの四隅に書いてあります。
まとめ
覚えてしまうと簡単にプレイすることができます。
1ゲームあたり15分程度と手軽にプレイできる割には、よく練られていて中々思い通りにいかないあたりが
とても面白いと思いました。
皆さんも楽しくプレイしてみてください。
ご覧いただき、ありがとうございました。