【所有者が徹底解説!】アメックスプラチナカードは年収400万円で取得可能!

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【所有者が徹底解説!】アメックスプラチナカードは年収400万円で取得可能!

プラチナカードの代表格、アメリカンエキスプレスプラチナカード。(通称アメプラ)
年会費は143,000円と高額ではあるけれど、その洗練されたサービスを一度味わってみたい。
なんなら持ってるだけで格好いいし、一度でいいから所有してみたい…。

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

「年会費を払うことはできるけど、そもそも自分の年収じゃ審査に通らないし…」

それ、本当でしょうか。
ひとまず結論から言っておきます。

年収400万円もあれば十分です!

この記事を書いている私は経営者でも医者でもない、いわばごく普通のサラリーマンです。
そんな私でも審査に通って晴れてアメプラの所有者となりました。
この記事をお読みの皆様に近い立場から、アメプラの審査について解説していきます。

審査基準を徹底解説

最低年収は存在する?

する・しないで語ってしまうと、存在する。が正解です。
(収入がなくても莫大な資産を持っているのであれば別ですが…)
カードのグレードにかかわらず言えることですが、クレジットカード会社はカード利用者の支払いを立て替えることが主な役割です。当然、立て替えた支払いはカード利用者から回収することになります。

クレジットカードを利用しているとあまり意識しませんが、要するに利用者はカード会社から借金をしている状態です。

当然、カード会社としては貸した(立て替えた)お金は回収したいですから、それなりに信頼できる人間にしかクレジットカードを発行しないということになります。

さて、「それなりに信頼できる人間」とは具体的にどう解釈すればよいのでしょうか。
あなたがお金を誰かに貸すと考えれば解決しますね。

  • 定職についている(安定して収入がある)
  • ある程度の収入がある

上記をもっとも意識するのではないでしょうか。

ある程度の収入というのは平均的な収入と考えてよいでしょう。
だいたい400万円〜500万円もあれば十分です。

私はアメックスの利用を続けた結果、インビテーションと言う形での案内ももらいました。
ただし、年収をアメックスに申告したのは、新卒でアメックスグリーンを作成したタイミングだけで、
その金額は300万円程度です。
(※厳密にはインビテーションと同時期にWEB申し込みしているので、申告しているといえばそうなのですが。)

年収よりも審査を左右するものがある

ズバリ、「利用実績」です。
もう少し言うと、「自社の利用実績」です。

例えば、全く同じ属性の二人(Aさん、Bさん)が同じタイミングで同じカードに申し込んだとします。
Aさんは以前からそのカード会社のカードを利用していたとします。
一方でBさんは今までそのカード会社のカードを利用したことがなかったとします。

Aさんが毎月しっかりと支払いをしていたとするならば、この場合審査に通りやすいのは圧倒的にAさんです。

 

よく語られる話として、各カード会社は信用情報機関という第三者機関に、カード利用者の信頼情報(与信情報)を登録しています。

すなわち、カード会社Aに対する申し込み・支払い実績はカード会社Bにも筒抜けになります。
このように、第三者機関からの情報を参照していることはよく語られる話ですが、それとは別に各カード会社内でもカード利用者の情報を持っています。考えてみれば当然の話ですよね。

ですので、例えばアメックスグリーンを3年間利用していた人が新規でプラチナに申し込みをしたからといって、全く別人と判断されることはありません。
申し込み時に提供した個人情報から、今回のプラチナ申し込みが既存会員であることはすぐに判断がつくのです。

 

さて、少し話を戻します。

またしてもあなたが他人にお金を貸すとして、

①年収400万で、以前お金を貸した際に期限までにしっかり返してくれた知人
②年収800万だが、ほとんど面識のない人

どちらがあなたにとって信頼度の高い人でしょうか。

①ですよね。カード会社も同じです。
以前から自社のカードを利用してくれていて、支払いも遅れたことはない利用者であれば年収の議論以前にある程度の信頼は築けていることになります。

 

先の項で年収の話をしました。
ですが、私の経験からすると大事なのは年収よりも利用実績です。
先程のインビテーションで考えれば、アメックスが保持している私の年収情報は新卒の際に申告したせいぜい3〜400万程度という情報です。
しかし、数年に渡って利用・支払いを繰り返すことにより、ある程度信頼してもらえたからこそ届いたインビテーションではないかと思います。

 

さて、ここまでは支払い実績という意味での「利用実績」でした。
ここからは利用金額という意味での「利用実績」のお話です。

アメックスからしてもプラチナカードというのは誰にでも発行している類のカードではありません。
上顧客(期日までに支払いをして、ある程度の金額を利用してくれている)と判断した会員に対して審査OKを出しています。

いくら過去3年5年と利用していても、毎月1,000円の利用などではやはり審査落ちする可能性があります。
私が目安と考えるのは2年以上継続して年間100〜150万円の利用が最低ラインではないか、ということです。

利用金額が審査に影響するのはなぜか。以下2点が理由と考えています。

①利用者の年収は、申告年収よりも利用金額の方が信頼できる
②カード会社に、より収益をもたらすのは、カード利用が多い(=手数料収入を多く得られる)利用者

少し解説します。

①利用者の年収は、申告年収よりも利用金額の方が信頼できる
→当然禁止されていますが、申告する年収はその気になれば虚偽申告ができます。
極端な話、年収400万の人が「年収800万」と申告してもカード会社は基本的にそれが虚偽であると知る術はありません。
ですが、カード利用実績をみればその人が年収800万でない可能性を想像することは容易くなります。
※実際の審査ロジックに上記考え方が組み込まれているかはまた別の話ですが。。

②カード会社により収益をもたらすのは、カード利用が多い(=手数料収入を多く得られる)利用者
→カード会社も利益を追求しています。
案外知らない人も多いと思いますが、お店で1,000円の買い物をクレジットカードでしたとします。
お店への支払いは立て替えたクレジットカード会社が行いますが、この時、加盟店手数料というものを引いて
振り込みます。(例えば970円とか)

上記の例で言えば差額の30円が手数料としてカード会社の利益になります。
一括払いなどでは、カード利用者にとっては手数料はかかりませんが、このような形でカード会社は利益を
出しています。
すなわち、私たちがカード利用すればするほど、カード会社の利益が積み上がる仕組みなのです。
(この辺の話は別途解説しようと思います。)

そうなれば、日頃からよくカードを利用してくれる(=会社に利益をもたらしてくれる)人によりよいカード
を所有してほしいと判断するのは自然なことですよね。

まとめ

長くなったのでまとめます。

①年収は平均で十分です。(400万円で十分です。)
②その代わりグリーンカードやゴールドカードで実績を積み上げる必要があります。
③日常の支払いに②のカードを利用し、利用金額も積み上げていきましょう。

 

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