たった2つのことを意識するだけで、大手企業への転職がぐっと近づきます!
「社会人になって2、3年。なんとなく今の仕事が合わない。」
「就職活動失敗した…。もっと真剣にやってれば大手企業に入社できたかも…」
そんな考えを持っている方も少なくないのではありませんか?
まして世の中は転職ブーム。インターネットで少し検索すれば
「今20代を求める大手企業が多数!」とか「あの優良企業が採用強化中!」なんて触れ込みも多く目にしますね。
当然大手企業に転職できれば嬉しいけど、そもそも第二新卒で大手企業に転職できるのか、
仮にできたとして、そのためには何をすればいいのか。わからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に第二新卒で大手企業に転職した経験を持つ筆者が意識したこと2つを解説していきます!
たった2つです!!
目次
第二新卒で大手への転職は可能なのか
結論から言います。可能です。
なぜ言い切れるのか。理由は簡単です。「私ができているから」です。
当然こう思う方もいるでしょう。
「もともとそれなりの規模の会社にいたんでしょ?」
「難関大学卒業してるとか?」
恥ずかしながら、どちらも”NO”です。
私が以前所属していた会社は俗にいう中小企業。
確かに従業員数ひと桁とかの零細企業ではありませんが、
それでも決して大企業ではありません。
学歴はというと、正直、大学名を知っている人がどれだけいるでしょう。くらいな感じ。
決して優秀ではありません。
それでも、これから解説する2つのことを意識した結果、大手企業に転職することができました。
余談ですが、私の後に転職を考え出した友人に相談されていたこともあり、
ここで書いたことをアドバイスしていました。
どれだけ効果があったかは定かではないものの、その友人も大手企業に転職していきました。
我ながら割と信頼性あるのかも、なんて思っています。(笑)
私の感覚ですが、大手に入社するならば、新卒よりも第二新卒の方が圧倒的に入りやすいです。
まず、ライバルの数が全く違います。何百人受ける新卒採用に比べて、第二新卒なんて数十人もいれば多い方です。
しかも、大手の新卒採用ともなれば難関大出身者がゴロゴロいるのが通常です。
第二新卒であれば学歴なんてほぼ見られません。
第二新卒での大手転職。おすすめです。
大手への転職のために私がやった2つのこと
まず初めに前提です。
私は特別なことは一切やっていません。やるべきことをやっただけだと思っています。
先に書いたのは「そんなの当たり前じゃん」と言われないようにするためです(笑)
ただ、逆にいえば「やるべきことをやれていない人が多く、結果として転職がうまく行かない」
ひとが多くいるということです。
さて本題へ。一つずつ解説していきます。
①転職理由を明確にする
一つ目はこれ。転職理由を明確にする。すなわち、退職理由です。
これは面接の際に必ず聞かれます。ここが整理できていないと絶対に受かりません。
面接を受けているあなたは、今の会社を入社数年(2、3年)で辞めようと考えている人です。
当然、企業からすれば「またすぐに辞めてしまうのでは…」という不安があります。
転職理由を「給料が低い」「人間関係がうまくいかない」など、
文字通り”辞めたい理由”を語る人がいますが、これはNGです。
転職理由≠辞めたい理由を述べるもの ではありません。
転職理由=「うちの会社であれば長年働いてくれる」と面接官に思わせるきっかけを与えるもの です。
例えば、あなたが
「人間関係が上手くいかないので転職しようと思いました。」
と言えば、面接官は
「上手くいくための努力をどれくらいしてきたのだろう。ウチに入ってもすぐに辞めてしまうのでは」
と思うでしょう。
あなたが
「給料が低いので転職しようと思いました。」
と言えば、面接官は
「見たところ目立った実績はないようだが、給料が低いと言えるその自信はどこから来るのだろうか。
ウチの会社で給料に見合う活躍ができるとは思えない」
なんて思われるのがオチでしょう。
本音と建前なんて考え方がありますが、転職理由においてはネガティブなイメージを与えるものはやめましょう。
ポジティブなイメージを与えるものが最良です。
今の会社ではどれだけ自分が努力してもできないこと、それが御社であればできるんです!
これをいかに伝えられるかにかかっています。
【余談】
これは本当に個人的な意見ですが、転職理由を話すのに「御社は」とか「現在私が所属している会社では」などの”会社”から話し始めるのは私は嫌いです。その後にどれだけ自分のアピールをしても、”取ってつけた”感が拭えなくなるからです。
私は常に、「私は」から話し始めることを意識していました。
例えば、
・「御社は◯◯という特徴がある」→「私は◯◯が強みだ」→「御社なら強みを活かせると思って志望した」
・「私の強みは◯◯だ」→「御社は◯◯という特徴がある」→「御社なら強みを活かせると思って志望した」
言っていることは同じですが、下の構成の方が説得力ある感じがするんですよね。
…個人的にですよ?
②その会社で将来どう働きたいかを明確にする
これには2つの意味があります。
一つ目は面接官に自分が働く姿をイメージしてもらうこと。
→将来長きに渡って働いてくれる、というイメージを与えられることが選考にプラスとなります。
ベストなのは、目先の目標、5年後、10年後をそれぞれ語れることです。
夢ばかり語っても意味がないので、10年後なりたい姿になるための5年後、直近の行動・目標を語れると
説得力が増します。
二つ目はその企業や募集職種・ポジションの理解度を面接官に伝えること。
→将来像を語ることで、募集職種・ポジションがどれだけ理解できているかを面接官に伝えることができます。
「その仕事はウチでは難しいな」なんて思わせるのは言語道断ですが、一つ目同様、
将来をイメージできていることが、面接官に安心感を与えます。
実際私が意識したことはこれだけです(笑)
そして、もっとも大切なこと、それは
上記2つを1つにつなげる(ストーリー化する)ことです。
これができると圧倒的に説得力が増します。
私は、①②が全く違和感なく一つの話として成立するレベルに整理できれば
大概の会社は入れるのではないかと思っているくらいです。笑
逆に必要ないことは?
視点を変えて、私が必要なかったと感じたこともせっかくなので簡単にお伝えしていきます。
①筆記試験(WEBテスト)対策
おそらくほぼ見てないです。悲惨な出来でも通過しましたから。笑
どちらかというと、適性検査の方が見られている気がします。
②資格取得
もちろん必須と指定されている資格は当然必要です。
中には「半年勉強して資格取ってから…」なんていう真面目な人もいますが、その半年の間に第二新卒期間過ぎたら悲惨な目に遭います。たぶん。
第二新卒の一番のメリットは「実績を求められない」という点です。
実績がない人の中途採用なんて、それこそ無理です。タイミングを逃す前に始めましょう。
そして「半年勉強して資格取ってから…」などと言っている人に限って半年経っても資格取らないです。笑
しっかり資格取る人は、そもそも転職云々以前に取ってます。
まとめ:無駄な時間を過ごす前に選考を受けましょう。
【余談】
またしても余談ですが、資格を持っている方、存分にアピールしましょう。
ただし、注意点がひとつ。
「取りました、難しい資格なんです」というアピールは、面接官からしても「だから?で?」にしかなりません。
”取った”ことのアピールではなく、”なぜ取ったのか””なぜ勉強したのか”を語りましょう。
③「志望動機」の整理
志望動機はほぼ聞かれません。整理するだけ無駄です。
そして、私がおすすめする
- 転職理由の明確化
- 将来像の明確化
がしっかりできていればこれがそのまま「志望動機」にもなります。
逆に言えば、志望動機を一生懸命考えているかたは、上記2つが整理できていない可能性がありますので、
早急に取り掛かるべきは上記2点です。
まとめ
やるべきことをしっかりやってさえいれば、大手企業でも合格できます。
「大手に受からない」という人は、やるべきことができていないか、やり方が悪いかのどちらかと言っても過言ではありません。
決して難しい話ではありません。たった2つをしっかりやればよいのです。
あなたが希望の会社へ転職できることを願っています。
ご覧いただき、ありがとうございました。